4人から6人ぐらいで最高に盛り上がるボードゲームをご紹介します!
その名もスカル
HobbyJapanの SKULLについての遊び方
今回は、度胸と駆け引きが楽しめるブラフゲームの傑作『スカル』の遊び方を紹介します。このゲームは、2011年にフランスゲーム大賞を受賞した作品で、シンプルなルールながら奥深い心理戦が繰り広げられます。2023年には日本語版も発売されました¹。初めてボードゲームを遊ぶ人でも気軽に楽しめるゲームです。
SKULLの概要
『スカル』は、3~6人で遊べるカードゲームです。各プレイヤーは、自分の手元にある4枚のカード(うち3枚は花、1枚は髑髏)を使って、自分や他のプレイヤーが出したカードの中から花だけをめくっていくゲームです。ただし、髑髏をめくってしまうと失敗となります。2回成功すれば勝利となりますが、失敗すると自分のカードを1枚失います。最後までカードを残しているか、2回成功したプレイヤーが勝者となります。
ゲームの内容物
『スカル』の内容物は以下の通りです²。
- 花と髑髏が描かれたカード(各6種類×4枚)×6セット
- 勝利マーカー×6個
- ルールブック
ゲームの進め方
『スカル』のゲームの進め方は以下の通りです。
全員が1枚伏せてからSTEP2の宣言かさらにカードを伏せるか決めることができます。
全員がパスしたら、一番大きい数字を宣言した人がチャレンジを行います
1. カードを配る
各プレイヤーは、自分の好きなデザインのカードセットを選びます。各セットには花が3枚と髑髏が1枚入っています。
2. カードを出す
最初にカードを出すプレイヤーを決めます。そのプレイヤーから時計回りに順番に、自分の手元から1枚ずつカードを裏向きにして自分の前に重ねて出していきます。このとき、どのカードを出したかは他のプレイヤーに見せてはいけません。
3. 宣言するかパスするか
全員が1枚ずつカードを出したら、再び最初にカードを出したプレイヤーから時計回りに順番に、次の2つの行動から1つを選んで行います。
- 宣言する:自分がめくれると思う花の枚数(最低でも1枚)を宣言します。宣言したらそのラウンドで自分はもうカードを出せません。
- パスする:自分はもうカードを出さずにパスします。パスしたらそのラウンドで自分はもう宣言もできません。
4. カードをめくる
全員がパスするか、誰かが宣言するまで3. を繰り返します。誰かが宣言したら、そのプレイヤーから時計回りに順番に、自分の前にあるカードの山から1枚ずつ表向きにしてめくっていきます。ただし、最初にめくるカードは必ず自分が出したカードの山から選ばなければなりません。その後は、自分か他のプレイヤーが出したカードの山から自由に選んでめくっていきます。宣言したプレイヤーは、自分が宣言した枚数だけ花をめくらなければなりません。途中で髑髏をめくってしまったら、そのプレイヤーは失敗となります。
5. 成功するか失敗するか
宣言したプレイヤーが自分が宣言した枚数だけ花をめくることができたら、そのプレイヤーは成功となります。成功したプレイヤーは、自分の勝利マーカーを表向きにします。2回成功したプレイヤーはゲームの勝者となります。ゲームは終了します。
宣言したプレイヤーが途中で髑髏をめくってしまったら、そのプレイヤーは失敗となります。失敗したプレイヤーは、髑髏を出したプレイヤー(自分か他の誰か)に指示された自分の手元のカード1枚を捨てます。そのカードはゲームから除外されます。もし、失敗したプレイヤーが手元のカードをすべて失ったら、そのプレイヤーはゲームから脱落します。
6. 次のラウンドへ
成功も失敗もしなかった場合や、失敗した場合は、次のラウンドへ進みます。次のラウンドでは、前のラウンドで宣言したプレイヤーの左隣のプレイヤーが最初にカードを出します。2. から5. を繰り返します。
こんな人にオススメ!
『スカル』は、以下のような人にオススメです。
- ブラフや心理戦が好きな人
- シンプルなルールで遊びたい人
- 短時間でサクッと遊びたい人
- 見た目がおしゃれなゲームが好きな人
どんな人と遊ぶのが最適?
お互いに気心知れた人と遊ぶのが個人的にオススメ!
相手の心理を考えながら遊ぶので、仲良しと遊ぶのがいいかも!
ドクロを出された時のしてやられた感は堪らなく悔しい!けど、その逆はたまらなく気持ちいいゲームです笑
遊んだ感想、どういったところが盛り上がるか
私は『スカル』を友人と何度も遊びましたが、毎回楽しく盛り上がりました。このゲームでは、自分や他のプレイヤーがどんなカードを出しているかを推測しながら、宣言やパスを決めていくことが重要です。しかし、それだけではなく、相手の表情や態度からも情報を読み取ろうとすることもあります。例えば、自信満々に宣言する人や、悩んだ末にパスする人や、ニヤニヤしながらカードを出す人など、それぞれに特徴があります。そういった細かなやり取りがこのゲームの醍醐味だと思います。
また、このゲームでは、予想外の展開もよく起こります。例えば、自分が出した髑髏を自分でめくってしまったり、他のプレイヤーが意外と髑髏を出していたり、宣言した枚数よりも多くの花をめくってしまったりなど、笑いや驚きの場面が多くあります。そういった展開によって、ゲームの緊張感や興奮が高まります。また、自分が成功したときや、他のプレイヤーが失敗したときには、快感や安堵感を味わえます。このゲームでは、勝つことも大事ですが、過程で楽しむことも大事だと思います。
まとめ
『スカル』は、ブラフや心理戦が楽しめるシンプルなカードゲームです。花と髑髏のカードを使って、自分や他のプレイヤーが出したカードの中から花だけをめくっていくゲームです。髑髏をめくってしまうと失敗となります。2回成功すれば勝利となりますが、失敗すると自分のカードを1枚失います。最後までカードを残しているか、2回成功したプレイヤーが勝者となります。このゲームは、見た目がおしゃれで短時間でサクッと遊べるので、初めてボードゲームを遊ぶ人でも気軽に楽しめます。また、自分や他のプレイヤーの表情や態度から情報を読み取ったり、予想外の展開に笑ったり驚いたりすることもあります。このゲームは、度胸と駆け引きが試されるブラフゲームの傑作だと言えるでしょう。
以上が『スカル』の遊び方についての記事でした。この記事があなたのボードゲームライフに役立てば幸いです。それでは、次回もお楽しみに!
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