こんにちは!
ボードゲームカフェあなぐまの「Tomo」です。
みなさん、人狼はご存知ですか?仲間の中に1人(または2人程度)だけ人狼(裏切りもの)がいて、その人をみんなで見つけ出すゲームです。
このゲームは友達たちでみんなで遊ぶと、疑心暗鬼になってスパイスがあって面白いゲームだと思います。
ただ、どうしても人狼に選ばれた人は‘嘘’をついて、人間になり切らないといけません。
面白いところでもありますが、苦手な人はとことん苦手な部分でもあります。
今回、紹介する『エセ芸術家 ニューヨークへ行く』はそんな嘘をつく要素が良い具合に緩和されて誰でも楽しめるような作りになっています。
エセ芸術家 ニューヨークへ行く
金と名声を手っ取り早く得るため、詐欺師はニューヨークで芸術家になることにした。
芸術家に一番必要なのは、芸術じゃなくて話術なのさ。
説明書
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」は、3人以上のプレイヤーが参加するパーティーゲームです。
このゲームでは、誰が本物の芸術家で、誰が偽物の芸術家なのかを見分けるための推理が必要です。遊び方は簡単ですが、遊ぶ人全員の意図を汲み取って、偽物を見つけ出していく必要があります。
ゲームの流れ
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」は、次のような流れでプレイします。
- 一人が「ゲームマスター」として、お題を決定します。
- ゲームマスターは、お題を書いたカードを配ります。ただし、一人だけ配られるカードには「×」が書かれています。そのプレイヤーだけお題がわからない”偽物”のアーティストになります。
- 最初のプレイヤーから順番に、与えられたお題の絵を一筆だけホワイトボードに書き足します。
- 描き終わったら、隣にホワイトボードを渡し、渡された人も同様に一筆だけ書き足します。
- これを2周行います(各自、2回絵を書いたことになります。)
- 絵が完成したら、誰が偽物だったかを全員で投票を行います。投票の結果で次の様に進めていきます。
- 投票した人が偽物のアーティストだった:偽物のアーティストは負け、それ以外の人たちは勝ちとなります。偽物のアーティストは最後にお題が何だったかを暴く権利があります。
- 投票した人が本物のアーティストだった:偽物のアーティストの勝利になります
このゲームのコツ
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」は、単に描くだけではなく、推理が重要なゲームです。以下に、プレイする際に考えると楽しい点をいくつか紹介します。
- 描く絵は、あまりに明確すぎず、ほどよい曖昧さにしましょう。描いた図形や絵を通じて、自分が本物のアーティストであることをアピールすることが重要ですが、偽物のアーティストにヒントを与え過ぎないようにしないといけません。
- 偽物のアーティストは、他のプレイヤーと協力して正解を導き出すことができます。そのため、他の人たちと連携しているように見せることが重要です。例えば、絵を褒めたりすることで、自分が本物のアーティストであるという信頼を得ることができます。
- 出題者はエセ芸術家が勝つことが勝利条件になります。なので、絶妙なお題を提供してあげて下さい。わかりやすいお題だと、エセ芸術家が浮いてしまうのでお気をつけて下さい。
オススメポイント!
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」は、絵が得意じゃなくても楽しめる、シンプルでパーティー向けのゲームです。この記事では、ルールとコツを説明しますので、友達や家族と一緒にプレイしてみてください。
上記の写真はお店で実際に描かれた芸術たちです!みんなが楽しく「その線何??」「あー!これは知ってる人だ!」とか話しながら遊んでいました。
線を書き足していくだけなので、上手下手などがほとんど現れません。偽物の人も人狼のように圧力をかけられることがないので、気楽に遊ぶことができます。大勢いればその分楽しく遊べます。必要なものは紙とペンだけなので、ルールさえ知っていれば、本品を持っていなくても遊ぶことができます。修学旅行や卒業旅行の夜に遊んだりするのも面白いですね!
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