年末年始、お正月、成人式、卒業式、春休み、新年度・・・大勢の人が集まるタイミングが春には集中しますよね。みんなで集まった際に少しいつもとは違う遊びがしたい…という方に『ito』がオススメ!
ボードゲームカフェでも非常に遊ばれる事が多いです!
このゲームをオススメしたい理由を以下にまとめていきます。
『ito』ってどんなゲーム?
ito には2種類のゲームがございます。
- クモノイト ←今回はこっちを紹介!
- アカイイト
クモノイト〜監獄からの脱出〜
キミたちは「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団だ。
ある日キミたちは罠にハマり、全員敵のアジトに捕まってしまった!しかし諦めるキミたちではない。
隠し持っていた秘密道具「クモノイト」による脱獄を企てている。
この特殊なロープは非常に細いため、敵に気づかれずに脱出口まで移動できる。
だが代わりに耐久性も低い。切れないよう1人ずつ登らなくてはならない!またアジトの構造は複雑で、登る順番は臨機応変に決める必要がある。
とはいえ登る順番を普通に口にしては、看守に脱獄がバレてしまう!世間話のふりをして脱出する順番を決め、全員で脱出せよ!
ito 遊び方説明書より
ゲームの流れ
このゲームは3ラウンドをプレイしていきます。
最初に1枚カードが配られ、2ラウンド目は2枚、3ラウンド目は3枚といった形で配られるカードが増えていきます。
配られたカードには1〜100の数字のどれかが記載されています。
各ラウンドで、カードを数字が小さい順に手元からみんなに見えるように出していきます。
数字はみんなに伝えられない!
皆さんの手元に配られたカード…
ここに記された数字はみんなには伝える事ができません。
お題のテーマで数字を別の言葉で表そう!
例えば『強そうな言葉(漢字、熟語)』
- 9を引いた人:鰯
- 60を引いた人:闘牛
- 85を引いた人:獅子奮迅
漢字や熟語なので雰囲気が周りに伝わってくれればOK!
後は、このキーワードを手掛かりにみんなの手持ちの数字を推測しよう!
「鰯は漢字の中に弱いって入ってるし弱そうじゃない?」
「獅子奮迅は文字的に絶対に強い!」
みんなでどれが大きい数字か会話して導き出そう
自分が小さい数字だと思ったら手札をオープン!
会話の中で自分が小さい数字だと思ったら、自分の手札をみんなに見えるように公開しよう!
自分以外に小さい数字の人がいない場合
カードを公開した人のチャレンジは大成功!
次に小さい数字を持っている人が、公開していこう!
自分以外に小さい数字の人がいる場合
チャレンジは失敗・・・
場に出た数字よりも小さい数字を持っている人は『ストップ!』と言ってゲームを一旦止めましょう。
最初に出た数字より小さい数字を持っている人は自分のカードを場に出します。
場に出たカードの枚数分ライフを減らします。
2ラウンド目
場に出たカードを全て回収し、シャッフルして山札を作ります。
次に配るカードは2枚になります。
また、1ラウンド目でライフが減っていれば、ライフを1回復します。
※ライフは4以上にはなりません。1ラウンド目でライフが減っていなければ3のままです。
配られたカードの内、最低1枚の情報をみんなに伝えよう!
3ラウンド目
次に配るカードは3枚になります。
3ラウンド目には『モモちゃん』を発見する事ができます。
モモちゃん発見
山札から1枚めくって場に出します。そのカードの数字をメンバー全員でお題にそった単語で表します。
全員の数字の指標になるので、非常に重要!
ゲームの終了条件
以下のどちらかでゲームが終了します。
- 3ラウンドをクリアした→全員の勝利
- 3個あるライフが0になった→全員の敗北
オススメのルール変更
サクサクっと何度も遊べるitoですが、初めは標準のルールで遊んでください!
何度か遊んでからは、ちょっとルールを追加してみるとおもしろいです。
タイムリミットを設けよう!
本来時間制限がありませんが、各ゲームに「10分」のタイムリミットを作ろう
タイムリミットが全員に焦りを生ませて、会話をスピーディーにしよう!
うっかり早まって数字を出してしまわないように気をつけて!
4ラウンド目を超えて・・・どこまでも・・・
3ラウンドでゲームが終了しますが、ライフが残っているなら4ラウンド目、さらには5ラウンド目を続行しよう!
ラウンドを重ねるごとに、配られるカードは1枚ずつ増えていきます。
itoに慣れてきたらどこまでラウンドを重ねることができるか挑戦してみて!
ボードゲームの詳細
発行:株式会社アークライト
ゲームデザイン:326(ナカムラミツル)
イラスト:326(ナカムラミツル)
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