子供向けのおもちゃを販売しているHABA
HABA社は、ドイツの木のおもちゃやゲーム、家具などを製造・販売するメーカーです。1938年にドイツのバイエルン州で家族経営の会社として始まり、現在はHABAファミリーグループとして、フランケン地方のバッド・ローダッハの地で「こどもを取り巻くすべてのもの」を手がけるヨーロッパを代表する玩具業界のトップのメーカーに成長しました。
HABA社のおもちゃの特徴は、以下のような点が挙げられます。
- 木を素材とした高品質で安全なおもちゃを作っています。木材は持続可能な森林管理を行っている地元の業者から調達し、溶剤を含まない水溶性のラッカーで塗装しています。
- 洗練されたデザインと豊かな色彩で、子どもたちの五感や創造力を刺激します。はっきりとした色と形のベビー玩具や、積み木やドミノなどのバランスゲーム、クーゲルバーンと呼ばれるボール転がし遊びなど、さまざまな遊び方が広がります。
- 世代を超えて遊べるおもちゃです。親から子、そして孫へと何世代もの子どもたちに受け継がれ、遊んでもらえるおもちゃです。また、親子や兄弟で一緒に遊ぶことでコミュニケーションも促します。
HABA社のおもちゃは環境にも配慮されている
HABA社は、80年以上にわたって「子どもが目を輝かせる」おもちゃを作り続けてきた伝統のマイスター精神を持つメーカーです。おもちゃの企画、デザインはもちろん、パーツも自社で作ることを続けています。すべての製品は、欧州(EN71)および米国(ASTM)そして日本の厚生労働省の指導する玩具安全規制に準拠しています。また、持続可能な森林管理を行っている地元の業者から木材を調達し、PEFC認証のマークを取得しています¹。HABA社は、子どもたちだけでなく、世界中の森林資源の保持にも貢献しているメーカーです。
ボードゲームや家具などを手がける
HABA社は、木のおもちゃだけでなく、ゲームや家具なども手がけています。特にゲームは、子どもから大人まで楽しめる幅広いラインナップがあります。例えば、「スティッキー」というバランスゲームは、「グッド・トイ2005」を受賞しています。「カラーリングのペグ遊び」というシンプルな形のおもちゃは、「グッド・トイ2018」を受賞しています。これらのゲームは、手先や頭脳を使って遊ぶことで、子どもたちの知育やコミュニケーションにも役立ちます。
HABA社のおもちゃやゲームは、日本でも通販サイトや専門店で購入できます。また、公式サイトやブログで最新の情報や遊び方のヒントなどを見ることができます。HABA社のおもちゃやゲームは、子どもたちの成長を応援する素敵なパートナーになってくれることでしょう。
【9月13日】HABA社の破産申請のニュースが流れる
https://x.com/drosselmeyers_/status/1701831397210780012?s=61&t=f9M3THc_34yM5zvGG5Qs-g
要約すると、以下のようになります。
- HABA社は、木のおもちゃやゲームのメーカーである。
- 新型コロナウイルスやコスト高騰の影響で売上が減少し、破産申請を行った。
- 事業再生の計画を策定するとしている。
- HABAファミリーグループ全体に影響がある可能性がある。
日本の各メーカーからもツイートがされており、即座にHABAのブランドが消失してしまう、といったことは内容ですので、少しは安心出来そうですね。
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